「さよなら そして ありがとう
(年長・ぺんぎん)お別れ会」H31.3.5
火曜日の朝はエントランスから「おはようございます」とハキハキと元気な声が聞こえてきます
その声の持ち主は体育講師の大木先生、体を動かす事の楽しさや最初は出来ない事でも続ける事が大切ですと体操を通して教えてくれます
大木先生が来るとみんなの背筋はいつもよりもピンと伸びて、声のトーンも上がる?ように感じますが…
でも、今日で大木先生とのお別れに・・・
先生の似顔絵とメッセージが記載されたメッセージガードを大木先生に代表の子が渡しました
ありがとうの気持ちを込めて
大木先生からみんなへ
「みんなの中には走るのが速い子がいれば力の強い子、本を読むのが好きな子もいればお友達と話しをする事が好きな子もいます。一人ひとり得意な事や好きな事がちがいますよね」
「もし?みんなが持っているクレヨンが白の色しかなかったらお友達の顔や空の色、遠足に行った時の絵は描けないよね」「赤や青、ピンクや白、オレンジや紫など色々な色があるから素敵な絵が描けます」
「4月から1年生になる年長組さん、年中組として真ん中のお兄さんお姉さんになるぺんぎん組さん、沢山のお友達を作って素敵な絵(未来)を描いて下さい」と話しがありました
みんなは「はい」と強い意志を持って返事をしていました
「おおきせんせい さようなら」
「おおきせんせい いつも たのしい たいそうのじかんを ありがとうございました」
腕を回す動きと回した縄をジャンプする2つの動きを連動して行う難しい運動です
大木先生は回してからジャンプするタイミングが違っていたり、腕の回しが早すぎたり1人ひとり出来ていない動きを先生達と連携して丁寧に言葉掛けをしてくれます。その言葉を聞いて自分がなぜ出来ていないのかを理解し、外遊びでも自分から縄を持って練習していい?と先生にお願いをするくらい今日の縄跳び大会に向けて練習を繰り返し行ってきました
「今日は練習してきた事を見せて下さい」「たとえ、失敗していつものように跳べなかったりしても、一生懸命に練習してきたみんなの事は知っています」「一つ大きく息を吸ってからスタートするよ」と大木先生が満面な笑顔で話しをすると、さっきまで緊張していたみんなの顔が笑顔に変わっていました
ぺんぎん組のお友達は、幼稚園では初めてのトランポリン運動を行いました
普段、自分でジャンプするよりも高くジャンプ出来る事に子ども達は大喜び、もっと高くジャンプするやり方を大木先生から教えて頂きました
鉄棒を握る手と同じで必ず親指が下にくる事で手が滑ったり離れたりしないよう安全な握り方と跳び箱のジャンプをするように両足の幅を小さくする事で高くジャンプする事が出来る話しをして頂きました
大きく4つのグループに別れて、縄跳び大会は行われました。手首で縄を回せるグループ、後ろ跳びのグループ、腕全体を使って大きく縄を回してジャンプするグループ、最後のジャンプを1回ではなくて複数行ってからタイミングの良い時にジャンプするグループと今、自分が跳びやすやり方で競い合いました
いつもですと楽しい時間のはずが今日は少し寂しい気持ちに
最後の大木先生からメッセージが込もった正課体操が始まります
みんなはどんな事を感じとるのかな?
今日は、正課体操の時間やドッジボール大会を終えた後、普段の外遊びでも縄跳びの練習をしてきた年長組さん、その練習した成果を発表する縄跳び大会の日でした
子ども達にわかり易く、そして体を動かす事の楽しさや時には運動会の組体操の時に見せてくれた厳しさを子ども達に教えてくれました。でも…今日でお別れ
最後に感謝の気持ちを伝える為にお別れ会をひらきました
「おそらに とんでいるみた〜い」
時間内に沢山の回数を跳べた子は、大木先生とお部屋の先生から素敵な賞状を受け取りました