「お菓子ばかり食べていて、ご飯を少ししか食べない子は
いないか?(年少)節分」 H30.1.31
「せんせいが ほんとうの おにさん だったら ぜんぜん こわくないね」
赤鬼をやっつけた喜びと強い心で鬼に立ち向かったみんなはジャンプしながら喜びました
少し時間が経つと平尾先生が戻ってきて、みんなの喜ぶ姿を見て何があったの?と訪ねると話しを聞いた後、こんな事をみんなに言いました
「そんな事があったんだ」
「みんな よく逃げ出さないで、悪い鬼に立ち向かう事が出来たね」
「でもね、安心してはダメだよ」
「鬼はいつも
みんなが悪い心を持たないか 見ているからね」と…
話しを聞いた後、周りをキョロキョロしていたぞう組さんでした
「あか おにさん いえに かえって」
「おには そと」
保育室の扉からみんなを睨みつけるように見つめている人影が…
すると扉を強い力で開けると「悪い心を持っている子はいないか?」「いつも、お家の人を困らせている子はいないか?」「お菓子ばかり食べていて、ご飯を少ししか食べない子はいないか?」と言いながら入ってきました
あまりに突然の出来事に大パニック
逃げる子や先生の後ろに隠れる子、突然の出来事に立ち尽くしてしまう子等、反応が様々でしたが三田先生が鬼の苦手な物は何かを尋ねると朝、紙芝居の話しを聞いた内容を思い出したみんなは「まめ だよ」と言って持っている豆を鬼に向かって投げました
「おには そと」「おには そと」とみんなが投げた豆が顔やお腹、腕や脚など鬼の体全体に豆が当たると、たちまち鬼は入口に向かって「ごめんなさい」「でも、悪い心を持っていると
また現れるからな」と言いながら逃げて行きました
「おには そと」「おには そと」
「ふくは うち」「ふくは うち」と大きな声が年少組の保育室から聞こえてきました
何をしているのかな?と覗いてみると鬼のお面を被ったうさぎ組の皆さんが泣き虫鬼、怒りんぼ鬼、忘れんぼ鬼に向かって豆を投げていました
「わるいこころにいる おこりんぼおに あっちにいけ」と豆を投げていた男の子、「ないて ばかりいたら ねんちゅうさんに なれないよ」と言いながら、泣き虫鬼に向かって自分の気持ちを伝えていた女の子、「食事の後に甘いデザートを食べてしまうから体重が…」と言いながらみんな以上に気持ちが込もっていた松山先生、保育室では自分の直したい所や良くなってほしい言葉が色々な場所から聞こえてきました