「インドゾウの場所で起きた小さな奇跡(年長)春の遠足ズーラシア」
H29.5.19
この日が来るのを楽しみにしていた年長組さん、保育室に掲示されている園内マップを見ながらお弁当を食べる場所やどの場所にどんな動物さんがいるかを毎日のような眺めていましたね
さぁ、大きなバスに乗ってズーラシアまで出発、進行!!
「たくさんのどうぶつさんを みてくるからね」と窓から見えるお家の方に手を振っていましたね
バスの中では、動物の名前あてクイズ大会や“バスごっこ”の歌を元気よく「おおがた ばすに のってます〜♪」とみんなで唄いました
“おべんとうばこのうた”では唄い終えると「なんだか おなかがすいてきたな〜」の声が聞こえると、みんなで大笑いしました
入口を通過すると目の前には、空を見上げるぐらいある高い木や微かに聞こえる動物達の声、水の流れる音が聞こえ、行った事がない子がほとんだと思いますがジャングルに紛れ込んでしまったかのようなワクワクした気持ちになり、みんなの歩くスピードがいつもよりも早く感じてしました
最初に出会ったのはインドゾウ、その体の大きさとゴツゴツした肌を見て感動している様子でしたが、よ〜く見るとゾウさんの顔ではなくて大きなお尻、顔は反対の方を向いてしまっている状況でした
男の子がゾウさんの名前を呼んでみようよと提案するとみんなで名前を呼んでみました。すると小さな奇跡が!
その声に反応したのか?わかりませんが、ゆっくりと体の向きをみんながいる方向に変わりました。そのお顔は・・・
鋭くとがった真っ白なキバと大きな口、でもその両目からは優しい瞳が見えました
みんなのゾウさんの顔が見たい気持ちが伝わった瞬間でした
ズーラシアに到着するとバスの運転士さんにお礼をしっかり言いながらバスから降りている姿は、さすが年長組さんと感じて見ていました。園内入口近くまで歩くと、動物の形にアレンジされた緑や色鮮やかな花がみんなをお出迎え、こらから本物が見れる期待が一層に高まり子ども達の目はキラキラ輝いていましたね
ばら組さん、ハイ チーズ
「えんちょうせんせい きのしたは とっても すずしいですね」
「なんだか れいぞうこのなかに いるみたいです」
食事を終え、わくわく広場で遊んだ後、出口の門を通過するとバスが待機する方向とは逆の方に体を向き直し、今日出会えた動物さん達全員に聞こえるくらいの大きさで「きょうは
ありがとう。またね」とみんなでお礼を言いました
動物さん達がくれた素敵な思い出は、きっとみんな心の中に残ったはずです
お弁当を食べる場所に到着すると、相当お腹が空いていたのか?いつもよりも早い時間で食べる準備が出来ていました。みんなの為に朝早い時間起きて作ってくれたお家の人に感謝の気持ちをこめて
「いただきま〜す」
「おいしい」
「いっぱい あるいたから おなかぺこぺこだったよ」
「ぜったい のこさないで たべるんだ〜」の声が聞こえてきました
食事をしながら先ほど見た動物さんの話しで大盛り、可愛いスマトラトラの赤ちゃんの事や気持ちよさそうに泳いでいるペンギンの事など沢山お話しをしていましたね
「ぞうさんの かおが みえた〜」
「すごい きば だね〜、つよそ〜」
その後はテナガザルが園庭にあるうんてい運動と同じように両足を付かないで左右の手を交互に動かして前に進む遊びをしている様子を見て、その動きの速さに目を丸くしていました。すると、そのダイナミックな動きを見て自然と拍手がわき起こりました
ガラスの反対側にはスマトラトラがみんな目の前で気持ちよさそうに寝ていると・・・
その姿を見て「なんのゆめをみているのかな?」
「きっと おなかいっぱいに おにくをたべているゆめを みているんだよ」の声に大笑い、図鑑では見られない動物達の姿を見る事が出来ました