知りたい事が頭いっぱい(種まき)

自分の足で畑まで歩いて来た年長組さん、どんな理由で畑まで来たんですか？と尋ねてみると「いんげんとえだまめの　たねをうえにきました」と大きな声で答えてくれました

「おおきく　おおきく　おおきく　なりますよ～に」とお願いをしているさくら組さん

横枕先生は、みんなが聞こえないくらいの小さな声で「おおきく　おおきく　おいしくな～れ」とお願いをしていましたよ

年中少組が植えた場所は緑の広場になります
是非、成長過程を見に、園にいらっしゃって下さい

「せんせい、　たねさん　ちいさいね」

「種の大きさは小さいかもしれませんが、みんなと同じ心は強いんだよ」
「暗い土の中でも、お水のご飯と太陽さんの光のパワーでどんどんと大きくなっていくんだよ」
「みんなもご飯を残さないで食べて、外で遊んで、いっぱい寝て、種さんに負けないくらい大きくなろうね」
「は～い」と大きな声で返事をしていたこぐま組さんでした

村脇先生が持ってきた絵を見ながら、種の植え方をもう一度見て確認していたひまわり組の皆さん
①人差し指で土に穴をあけその中に種を入れる
②1つの穴に1つの種を入れていく
③大きくなりますようにと心からお願いをする

3つの行程をしっかり行ってから手の平を合わせ「おおきくな～れ」「おおきくな～れ」とみんなでお願いをしました

すると・・・小さな声で「が　ん　ば　る　ね」という声が・・・
「だれのこえ？」と周りをキョロキョロすると
「わかった」
「つちのなかから　きこえてきた」の言葉にさっき植えた種さんの声だよとみんなは気がついたようでした

畑を出る時、種を植えた土に向かってバイバイをして帰りました

じゃが芋の葉がどんどんと大きくなっています。収穫の日が楽しみです

先生から小さな種が配られると、自分の手のひらにある種を見ながら、その形や色、大きさにみんなの想像力が働きました
どうしたら丸い形をした種から細長いインゲンや枝豆になるのかな？
今見えている種の色からなんで緑色になるのかな？
土の中に植えた種はどうなるのかな？と知りたい事が頭いっぱいになっているようでした

その様子を見ていた先生が「部屋に戻ったら本を見て調べてみようか」と声をかけると嬉しそうに「は～い」と答えていましたね
みんなのどうしてかな？と疑問に思う、不思議に感じる、そして調べてみるというみんなの学びたい姿勢がとても嬉しかったです