「ぺったん ぺったん お餅つき
(お餅つき)」R3.12.10
先生の力強い打ち込みに 園長先生、少し身が引きぎみに・・・
今度は園長先生の出番
杵を振り降ろし、臼にぶつかる深い音を聞いたみんなは、「お〜」と目を丸くして見ていましたね
「ついたお餅は鏡餅にします、鏡餅はどんな形だったか覚えていますか?」と去年のお餅つきの様子を思い出しながら話しをしていたのは年長組の保育室からでした
「ゆきだるま みたいだったよね」「そうそう さわったら かたかった」「としがみさま よろこんで くれたよね」
みんなは鏡餅をエントランスに飾り年神様をお迎えした事を覚えていたようです
園庭に出るとお餅つきを行う道具について話しがありました
さぁ、お餅つきスタートです
子ども達が持っているのは長い棒状の杵になります
2人で1つの杵を持ちますので、同じタイミングで杵を上から下に振り下ろさなければなりません
みんなで心を1つにする為、ユニークな掛け声が聞こえてきました
「がんばるにゃ がんばるにゃ がんばるにゃ」
「ぺったん ぺったん おもちつき ぺったん ぺったん おもちつき」
「おりゃ おりゃ おりゃ おりゃ おりゃ」
※去年度同様に今年も新型コロナウイルス感染防止対策として、ついたお餅は鏡餅にしてエントランスに飾るという目的で行いました
先生達はマスクをしながら「よいしょ よいしょ よいしょ」と声を出し、その掛け声に合わせて みんなは手をたたいて応援してくれました
年少組の保育室では餅つきを終えたクラスから和菓子専門店で作って頂いた あんこと きな粉のお餅を食べ始める所でした
「としがみさま、おうちのひとが ずっ〜と げんきで いられますように」「おこめや やさい、おさかなさんが たくさん
とれますように おねがいします」とみんなでお願いをしました
「では、年神様にお供えもしましたので いただきますをして 食べましょうか」とお部屋の先生が声をかけると女の子から こんな質問がありました
「せんせい、としがみさまは ころなも なおしてくれますか?」と手を挙げて質問をしました
「そうだね〜 悪い病気になりませんようにと お願いしているから きっと新型コロナウィルスからも 守ってくれますよ」とニッコリ笑いながら答えました
「せんせい」と今度は男の子が手を挙げていました
「えんちょうせんせい と としがみさまは どっちが えらい? 」の質問にみんなはマスクをしながら大笑い、先生も微笑みながら「偉いのは
やっぱり神様の年神様ですかね」と答えていました(笑)
「さぁ お腹が空きましたので、いただきましょう」
「は〜い」
「いただきま〜す」「おいしい」「おかわり した〜い」「もちもち しているね」とみんなは大喜びでした
日本に古来から伝わる伝統文化を体験したみんな、1つだけ今と昔も変わらないモノがありました
それは、今も昔も家族を大切にする気持ちは変わらないようですね
「としがみさま ことしも きてくるかな?」
今日、園庭で行われていたのは お餅つきです。年中組の保育室ではお餅つきの由来や昔の人はどんな想いでお餅つきを行っていたのか?について話しがありました
「皆さんのお爺ちゃんお婆ちゃんのその上のお爺ちゃんお婆ちゃん、さらに その上のお爺ちゃんお婆ちゃん、また またその上のお爺ちゃんお婆ちゃん…」と呼吸する事も
忘れてしまいそうな早い口調で話し始めると、「ようするに 昔の人は…」と言葉を言い換えていました(笑)
「昔の人は大切な日を迎えると お餅つきを行っていました」
「お正月に行う お餅つきは お父さんお母さん、お兄さんお姉さん、妹さん弟さん、お爺さんお婆さん 家族全員が悪い病気や大きな怪我が起こりませんようにとお願いをしたり、新しい年でも沢山の野菜や海で働く人は新鮮なお魚がいっぱいとれますようにとお願いを込めて
お餅つきを行っていました」
昔の人の家族について話しをしたので、「ぼくのぱぱは かいしゃ だよ」「ままは おいしい おべんとうを つくってくれるよ」と、自分の家族の事をついて教えてくれるお友達がいました(笑)
お餅つきをする時は家族の事を想いながらやってみようと、みんな気合いが入りました
「えんちょうせんせい と としがみさまは どっちが えらい? 」と質問をしていたのは年少組の男の子でした(笑)
どうして、そんな質問になったのか、これから お話しをさせて頂きます
「おもち とっても おいしで〜す」