古(いにしえ)から伝わる古き良き日本の文化に触れ、新しいお友達が1人できました
めでたし めでたし
「ねぇ どうして 悪い事を したの?
(豆まき)年少」 R4.1.31
豆まきが行われる前日、あるお家から こんな会話のやり取りが聞こえてきました
「ぼく、 がんばって ようちえんに いっているよね。きっと おに(鬼)さんも それを しっているから
あしたの まめまきに おに(鬼)さんは こないよね」
「だって わるい こころを もっている ひとに おに(鬼)さんは あいに くるんだもん」とお家の人に話しをしていた年少組の男の子、お家の人はにっこり微笑みながら
男の子の話しを聞いていたそうです
男の子が言った通り、鬼さんは来ないのか?それとも みんなの前に現れてしまうのか?
その答えは…この後、直ぐに!
「ふくは~ うち」「おには そと~」
という声が年少組の保育室から聞こえてきました
豆を投げる時の掛け声
(マスクを着用して行っています
)を練習していた
ぺんぎん組の皆さんでした
「鬼は外」「福は内」の言葉にある鬼は悪い事が起きたり、怪我や病気になってしまう事を表し、福は嬉しい事や楽しい事がおとずれますようにという気持ちを込めて言いますと先生が話しをしてくれました
「ガォー」
「あっちに いけ」 「おには そと~」
「こないで~」
ついに、その時がきてしまいました
保育室の扉付近に金棒を持った赤鬼がみんなの方を睨みつけていました
「心の中にいる悪い鬼は いないか~?」
「お家の人にヤダヤダと言って困らせてしまうヤダヤダ鬼、直ぐ頬っぺをふくらませてしまう怒りんぼう鬼、ちょっとした事で泣いてしまう泣きむし鬼はいないか~?」
突然の訪問者に大パニック、肝心の加藤先生がいない状況でしたが、手に持っている豆を投げながら「おには そと~」と立ち向かうお友達やどうすれば良いか考えているお友達、先生の背中に隠れて様子を見ている
お友達(笑)と反応は様々でした
金棒を振り回しながら追いかけてくる赤鬼、逃げ回りながらも持っている豆を投げては逃げるを繰り返し、激闘の末 赤鬼が「参りました」と床に膝を落としました
「ねぇ どうして わるいことを したの?」と女の子が赤鬼に尋ねると「寂しくて、つい悪い事をしてしまったんだ」と自分の気持ちを素直に話しをしてくれました
「じゃ おともだち なろうよ」と男の子が手を差し伸べると赤鬼はゆっくり立ち上がり握手をしました
みんなも「おともだちに なろう」と握手をして、一緒に「おにの パンツ」を唄って踊りました
「あかおにさんは ますくが ないから おどるだけね~」と男の子が言うと 「は~い」と声を出した後に、慌て口を両手でふさぐのを見て、みんなで大笑いしました
「あかおにさん また きてね」とみんなが言った後、赤鬼さんは「また、遊びに来るね」と言いながら みんなに手を振って帰っていきました
うさぎ組では 節分についての話しをしていました
「
2月
3日は節分の日です。節分とは季節が冬から春に変わりますよとお知らせをする日になります」
「昔の人は 季節が変わる日は 悪い事が起きるかもしれないと考えられ、春がくる前に悪い事が起こりませんようにと お願いをしながら
豆まきを行っていたそうです」
「そうなんだ~」
「わるいことは おにが くることかな?」
「まめを まいたら たのしいことが おこるの?」
と目をキラキラさせながら話しを聞いていました
「では 今から豆を配りますね」
「やったー まめ だ~い すき」と喜んでいました
手の平にある豆を見ながら観察している うさぎ組の皆さん
「このまめは まるいけど ほそながい かたちを しているなぁ」
「おいしそうなぁ においがする」「なんで ちゃいろいの?」
真剣な顔で豆をじっ~と見つめていました
声をかけると逆に怒られてしまいそうな緊張した雰囲気でした
(笑
)
ぞう組の保育室ではマスクをしながら「おにの パンツ」の歌を唄っていました
「♪おに~のぱんつは いいぱんつ♫」
「♪つよいぞ~ つよいぞ~♫」
「♪とら~の けがわで できている♫」
「♪つよいぞ~ つよいぞ~♫」
自分が鬼になった気持ちで、みんなの声も少し力強くなっていました(笑)
気持ち良く唄った後に、男の子からこんな質問がありました
「ねぇ せんせい」「おにの ぱんつは どこで うっているの~?」の質問に先生達はずっこけていました(笑)