「さぁ じゃが芋さんと 力比べするよ」と龍田先生が言うと両足を開き、腰を落とし いつでも力が出せる準備をしました

「さぁ いくよ〜」「せ〜の」の言葉を合図にみんなが「どっこいしょ」と言いながら力いっぱい引き抜きました

「わぁー たくさん」「とれた とれた〜」「こんなに おおきいよ〜」と嬉しい声とその沢山の声の中には「あれ、じゃがいもが ないぞ」と引き抜いた茎にはじゃが芋が付いてなかった事で残念な声も聞こえてきました()

もちろん、茎があった土の中を掘るとじゃが芋が出てきましたよ

「頑張った手(年長・うさぎ・ぺんぎん)
           じゃが芋掘り」 R3.6.21
「たくさん とれました〜」と袋を見せてくれたのはぺんぎんさんのお友達、今日は幼稚園の畑でじゃが芋の収穫体験に来ました
   
   
   
   
   
   
   
   
畑まで年長組のお兄さん、お姉さんと手を繋ぎながら歩いて畑まで来ましたが、畑のどこを見てもじゃが芋がありません

「じゃがいもは どこに あるの〜?」

「なんで ないの〜」

「せっかく きたのに」と ちょっと残念そうな うさぎ組のお友達でしたが、さくら組のお兄さん、お姉さん達が「そこに あるよ」と指をさしました

その先を見ると緑色の茎や茶色になっている茎を見て「え〜」と驚きの声が聞こえてきました

「つちの なかで かくれんぼ しているんだよ」とお姉さんが教えてくれました

「じぶんのて で ほって みつけてね」とお兄さんがエールを送りました
年少組のお友達は、初めて野菜を自分の手で収穫する子がほとんどでしたので、じゃが芋よりも畑にいる虫達が気になってなるようで、蜘蛛が自分達が掘る畝の横を横切ると体が固まってしまったり、「せんせい くもが」と助けを呼ぶ声も聞こえてきました()


仕切り直して、先生が「うんとこしょ」と声を掛けた後に「どっこいしょ」と言いながら茎を引っ張り上げると、あまりにも後ろに引っ張る力が強過ぎてドスンとお尻がついてしまう子や、顔を真っ赤にしながらも じゃが芋さんとの力比べが長い時間 続いている子など頑張る姿が見えました

「やった〜 とれた」「やっと あえたよ〜」「みて みて みて」とみんなの興奮した声が聞こえてきました



「よごれちゃった〜」と見せてくれた両手は頑張った証
先生から「頑張った手だね」といっぱい いっぱい誉めてもらいました
     
     
     
     
「いっぱい とれました〜」

「なんの りょうりに して もらおうかな?」