「きゃ〜と叫び声が聞こえてきました
(ぺんぎん・年長)プール体育指導」 R3.6.15
「きゃ〜」と叫び声が3階にある空の広場(ドリーム保育室前にある外広場)から聞こえてきました
大変な事が起きているのでは?と慌てて3階に向かうと色鮮やかな水着とスイムキャップを被った皆さんがプールの中にいました
自分の両膝を曲げてゆっくり体を水の中に入れた時に「きゃ〜」「つめた〜い」「きゃ〜」と叫んでいたのです(笑)
「おしりを あげると かんたんに まえへ すすむよ」
「ほんとうだ」
「次は耳が長くて カエルさんよりも高いジャンプが出来る動物さんは?」のクイズに「かんたん、かんたん うさぎさんだよ」「うさぴょんだね(幼稚園にいる兎の名前)」と直ぐに答え、兎さんになってプールの中を移動しました
ただ水の中を歩くだけではなく、水の中に住んでいる蛙やジャンプの得意な兎など、自分以外になる事で水への恐怖心が小さくなったり楽しい気持ちを持って取り組む事が出来るようになります
四足歩行(両膝をついた状態)では、赤ちゃんになりましょうと中川先生が言うと、年長組の皆さんは「え〜」「やだよ
はずかしい」と言いながらも嬉しそうに「ばぶ ばぶ」 「ばぶ ばぶ」 「ばぶ ばぶ〜」と言っていましたよ(笑)
「まずは 水の冷たさに体を慣らす為に 手を水につけて 手洗いをしましょう」
「は〜い」
両脚の上下運動が強いと自分の顔に水がかかってしまう子が沢山いました(笑)
「つめたくて きもちい〜」
今日は体育講師の中川先生によるプール授業になります
体をどうやったら上手に動かす事が出来るか、体を動かす事の楽しさを教えてくれる中川先生がいつもより厳しい表情になって、みんなに問いかけました
「これからプールの中に入りますが、気持ちが高ぶり過ぎて話しを聞いていなかったり、みんなと違う事をやっていると命に関わる悲しい事が起きてしまうかもしれません」
「楽しい気持ちは わかりますが、しっかり話しを聞き 今はどんな事をするのかなと周りのお友達や先生を見るようにして下さいね」と話しがありました
みんなもプールに入る時はちゃんとやらないといけないねと目が真剣な眼差しに変わっていましたね
去年は新型コロナウイルスの影響により幼稚園でのプール活動が中止になりました。年中少児にとっては幼稚園でプールに入るのは初めてになります。年長児だとしても年少の時に行って以来の活動になります
水の中での活動は楽しいと感じてもらうのと同時に水に対して軽い気持ちでいると命に関わる事があることを学びながらも無理のないよう進めてまいります
プールが行われた日はお子様に聞いてみて下さい
「今日はプールで どんな事をしたのかな?」と…
まずは体を水の冷たさに慣れる為、心臓から離れている体の部位から水に触れ手から腹部、腕から胸、最後に上半身をゆっくり水に浸かると「きゃ〜」と悲鳴に似た声が聞こえてきました(笑)
次に中川先生からクイズが始まりました
「ぼくは 緑色の体をしています」
「ジャンプが得意です、さぁ誰でしょうか?」と問題が出されました
「みどり…」「きゅうりは やさいだから…」「あ、かえる さんだ」
「正解、みんなカエルさんに変身して」とカエルの姿勢になりプールの中をお散歩しました