「ちょっと 待った〜(年中)探検ごっこ遊び」 R3.5.24

うぐいす組では自分達が持っている双眼鏡で青色のフィルムと赤色のフィルムの違いで1枚の紙に見える絵が、違う事に気が付いた様子でした

「あれ〜ぼくは ぱいなっぷるが みえるよ」

「わたしは ぶどう しか みえないけど」と不思議な顔をしていました

改めて紙をよ〜く見ると1枚の紙に違う色で2種類の絵がある事を発見しました

「そうか!わかった」

赤色のフィルムが貼っている双眼鏡を持っている子と青色のフィルムが貼っている双眼鏡を持っている子同士が双眼鏡を取り替えて見てみると「あ!ほんとうだ」「ちがう えが みえる」と言いながら「どうして〜」と不思議な顔をしていました
「ちょっと 待った〜」「危ないかもしれない」という声が園庭から聞こえてきました

なぜ、待つ必要があるのか?、危険なモノとは?と恐る恐る園庭を見てみると、かなりや組の皆さんがいました

海賊や猛獣から自分達を守る為、姿勢を低くし持っている双眼鏡で遠くの様子を伺ってるようでした()

つばめ組では、先生がその理由について話しをしていました

赤色のフィルムは黄色で描かれたアンパンマンは見えづらくて、青色のフィルムは薄い青色で描かれたドラえもんが見えづらいからですと話しがありました

「ふ〜ん」と言いながら、難しい表情をしていた皆さん、先生が目をキラキラさせながら言いました
「きっと この園庭にも 同じように見えづらい物があると思います」
「例えば、赤のフィルムが貼ってある双眼鏡で黄色の花を見たら どうなるかな?」

「そうか、せんせい」「ほかにも あるか さがしてみたい」という声が聞こえてきました

「探しに行ってみよう」の言葉を合図に走り出していました

   
   
   
   
   
   
   

双眼鏡を持って ピース

「たんけん ごっこ たのしいで〜す」

   
   
   
   
   
   
   
先生   「何が見えますか?」

子ども達 「せんせいの かお」

先生   「違います、この絵ですよ」

子ども達 「そうか」(笑)
   
   
   
   
   
   
   
その先頭にいたのは かなりや組の先生、「みんな、体を低くして声を出さないように」「何が見える?」とみんなに問いかけると「すみっこぐらしの え かな?」という言葉が聞こえてきました

「すみっコぐらし?」と冗談半分に聞いていた先生、「みんなは危ないから待っていてね、ちょっと見てくる」と言葉を残してキョロキョロしながら ほふく前進し目的地に到着すると、その後は全速力でみんなの所に戻ってきました

乱れた呼吸を整え、みんなの方を見ると「すみっコぐらし のイラストでした」と言うと かなりや組のみんなは ずっこけていました()