「雨は降ってほしいけど、外遊びする時は
晴れてね(年中)新聞紙遊び」 R3.5.18
「皆さんは 梅雨という言葉を聞いた事が ありますか?」と先生の質問に考えていたのは うぐいす組の皆さんでした
「つゆ?」「なにかな?」「みそしるのことかな?」「あ!てれび で きいたこと ある」等、様々な意見が聞こえてきました
先生がニッコリと微笑みながら、こんな話し始めました
「こんにちは カジガヤニュースフラッシュの時間です」とうぐいす組の先生が急にニュースキャスターの真似を始めました
「西日本では統計史上2番目に早い梅雨入りをしました」と いつもよりもハキハキした言葉を使うとみんなはキョトンとした表情をしていました
「ごめんなさい、一度はやってみたかったの〜」と照れ笑いをした後、梅雨について詳しく話し始めました
つばめ組では持っている新聞紙を誰が一番細く長く千切る事が出来るか?を競い合っていました
ビリビリ ビリビリ
「あ〜」「いいところまで いったのに〜」「もういっかい 」
「こんなに ながく できたよ〜」
「じゃん!わたしのほうが ながくできたよ」「ほんとうだ〜」等、沢山の声が聞こえてきました
普段、目にしない真剣な表情を見せてくれました。やっている最中に話しかけると「はなし かけないで!」と怒られてしまうぐらい集中して行っていました(笑)
みんなが細く長く千切った新聞紙を集めてダンボールで作られた楕円形の形をした囲いに入れると「おふろみた〜い」と女の子が言いました
すると「つばめぐみ おんせんは いかがですか?」温泉屋さんが始まりました
お客さん役の子や温泉宿のスタッフ役、千切った新聞紙を使ってお料理を作る人など、自分で やりたい役を決めて一つの遊びが大きく展開していきました
お布団で寝る役の子はずっと寝転んでいましたね…(笑)
名前が決まり窓近くに きらきらちゃんを置いて、みんなでお願いをしました
「みどりの ひろばに うえた こすもす、ぽんぽんあすたーと おみせやさんで うっている やさいやおこめが おおきくなるように あめが たくさん ふってほしいけど、わたしたちが そとであそぶときだけは
はれてね」と きらきらちゃんと窓から見える空に向かってお願いをしました
「梅雨とは春の季節から夏の季節にかけて雨の日や曇り空が続く日の事を言います」
「ジメジメしたり、雨が降るとお外遊びや暑い季節に行う水遊びが出来なくて イヤだなぁと思うかもしれませんが その時期に雨が降り続く事は とても大切なんです」
「なんで〜?」とみんなが質問をした後に「お弁当や給食の時にメニューとして入っている事がある ご飯はお米から出来ています」
「お米は稲から出来ています」「そのお米は 6月から7月の始めぐらいにかけて水(雨)がすくないと 美味しい お米が出来ません」と高々と宣言をした後、「お米の話しをしたら急にお腹が空いてきました〜」と言ったら みんなから「せんせい
ったら〜」と大笑いしました
「どんどん いれて この あかいびにーるさん おなか いっぱいに しちゃうぞ」
かなりや組では、全ての新聞紙を集めてカラーポリ袋に入れていました
保育室の隅々に散らばった新聞紙をみんなで集め先生が持つ袋に入れるとカラーポリ袋が見る見るうちに膨らんでいきました
膨らんだカラーポリ袋の入口を閉じると顔の形が出来上がりました
そこに目や口、鼻や頬っぺを付けると「かなりや組に新しいお友達が きました」と先生が言うと大きな拍手の音と「やった〜」の声が沢山 聞こえてきましたね
「せんせい」「そのこの おなえは?」と女の子が聞くと今からみんなで決めましょうと みんなで名前を考えました
「きいろの いろだから…」
「めが かわいいから おんなのこ かな?」
「てるてるぼうず だから どんな なまえが いいかな…」
と悩みながらも決まった名前は きらきらちゃん でした