「梶ヶ谷幼稚園産 鏡餅 完成!!(お餅つき)」 R2.12.11
年長組の保育室では餅つきを終え、食事の用意をしていました
お弁当と一緒に食べるのが和菓子専門店で作って頂いた あんこと きな粉のお餅です
その時です、「どうしよ〜」「どうしよ〜」と心配する声が聞こえてきました
その声をする方に目を向けると ゆり組の女の子が心配な顔をしていました
その理由をお部屋の先生が聞くと、こんな理由でした
「ぐらぐらしている はが あるの」「もし、おもちをたべたら おもちが くっついて はが とれないか?しんぱい です」と先生に自分の気持ちを訴えていました
確かに乳歯の生え変わる時期にあたる年長組さん、自分の歯がぐらぐらしている状態でお餅を食べると歯が取れてしまうおそれも…
その話しを聞いていた先生がニッコリ笑いながら話し始めました
先生 「お餅を食べる時は 喉につまらないよう しっかり噛む話しをしますが、●●さんは噛む時には なるべく ぐらぐらしない方の歯で噛む事は出来るかな?」
女の子「やってみま〜す」
先生 「もう少し お餅を小さく切って食べますか?」と和菓子専門店が用意してくれたパックを見て話しをすると女の子「だいじょうぶで〜す」とさっきの不安な顔が笑顔に変わっていましたね
きっと不安な気持ちを話しをしたら、すっきりしたようです
「ふぁいやー」「ふぁいやー」と勇ましい声が園庭から聞こえてきました
この声は?何をしているのかな? と園庭の様子を見にいくと うぐいす組の6人のお友達が棒状の杵を持ち、真っ白なお餅に向かって振り下ろす時の掛け声でした
今日はお餅つきの日です
ちょっと、お餅つきらしくない掛け声かなと思われますが、子ども達がどんな言葉でお餅をつきたいかな?という田中先生の質問に男の子たちは「ふぁいやー」
が良いよねと全員の意見が一致して、この言葉になりました
他には「よいしょ〜」、「おもち おもち おもち」や「1、2、3…」と数をかぞえたりしていたグループもいましたよ
「おもちとみかん とっても おしいで〜す」
「もちろん おべんとうも おいしいで〜す」
「おもち もっち もっち」
お昼になるとお弁当の横にあるのはきな粉とあんこのお餅が入ったパックが用意されました
お餅を食べる時に注意する事や感謝の気持ちを持って食べる事の話しを聞いてから いただきます
「おいしい」「やわらか〜い」「もっと たべた〜い」等の声が聞こえてきました
さくら組のお友達では お餅を食べ終わったら自分の箸できな粉とあんこを かき集めて最後の最後まで食べている子もいました(笑)
お餅とお弁当を食べ終わった後に、みんなで来年はいつものお餅つきが行えますようにとお願いをしました
鏡餅 完成!!
みかんは 幼稚園の畑で収穫した みかんになりま〜す
ですので この鏡餅はMade in 梶ヶ谷幼稚園に なりますね(笑)
「もうちょっと たべたいなぁ〜」
いつもですと自分たちがついたお餅を直ぐにお餅工場(ぞう組の保育室)でお手伝いに参加して頂いた保護者の皆さんの手により子ども達が食べやすい大きさにして頂きます
砂糖醤油・きな粉、あんこ3種類のお餅になってみんなのお弁当箱に入れて頂きお昼の時に食べていますが、今回は新型コロナウイルス感染防止対策として、ついたお餅は鏡餅にしてエントランスに飾るという目的で行いました
年少組のお友達にはお餅はもち米からできているんだよという話しから始まり、臼や杵の道具の名前や使い方、そして日本古来から年の終わりには鏡餅を用意する為に餅つきを行い、その鏡餅をお供えをして新年に神様をお迎えをする。その時に「今年1年、幸せになりますように」とお願いをする話しをしました
「よいしょ よいしょ よいしょ」