「おに〜の パンツは いい パンツ つよいぞ〜
(年少)」 R3.2.1
同じ時間に ぞう組でも 赤鬼やってきて 赤鬼vsぞう組の皆さんの 激しい
戦いが始まっていました
「お友達に意地悪をしていないか〜?」
「お家の人を 困らせている子はいないか〜?」と低い声で ぞう組の皆さんを追いかけています
「おに は そと〜」「おに は そと〜」「おに は そと〜」みんなの必死に対抗する声が聞こえてきました
「では、そこにいる 先生を捕まえてやる」と赤鬼の恐ろしい声がぞう組の保育室全体に響き渡ると何人かの男の子と女の子が先生の前に立ち両腕を横に伸ばして鬼の前に立ちはだかる姿勢を見せたのです
守られた先生はキュンキュンしていました(笑)
悪い心を持っている子を探しにきた赤鬼は、ここには悪い心を持っている子がいない事に気付き、逃げようと扉近くまで進むと振り向きざまに こんな事を言って逃げていきました
「もし、悪い事をしたり、誰かを傷つけたり、ウソを言ったりしたら また 現れて悪い事をするからね〜」と言葉を残して去っていきました
赤鬼の後ろ姿を見ながら、ぞう組のみんなは こんな言葉を叫びました
「ぜったいに そんなことは しない からね〜」とうさぎ組やこぐま組の保育室からも同じ言葉が聞こえてきました
「せんせい どこに いっていたの?」
「あかい おにさんが やってきて こわかったんだよ」
「ごめんね 大丈夫だった」と先生が言うと
「じゃ ぎゅー してね」と言って ハグしてもらいました
「おに〜の ぱんつは いい ぱんつ つよいぞ〜
♪」と気持ち良く唄っていたのは こぐま組のお友達、この後に
まさか あんな事が!
その前に節分について話しをしていた うさぎ組の様子について話しをさせて頂きます
お待たせしました、こぐま組では入口の扉を棒で叩いている人がいました
「なんで ぼうを もっているの?」
「ゆき せんせい かえってこないね」
「あかい ようふくを きているのかな?」と心配している子や不安な顔をしていた こぐま組の皆さん、保育室では大石先生と會根先生は近くにいますが、肝心な
ゆき先生がいません
そんな時に棒を持った赤い人がやってきたのです
「さんたさん ですか?」と聞いてみると入口の扉を勢いよく開けて入ってきたのは赤鬼でした
「お友達に悪い事をしている子はいないか〜?」
「いやだ いやだと言って お家の人を困らせている子はいないか〜?」
「給食やお弁当は 大好きな食べ物しか食べず 嫌いなモノは残している子はいないか〜?」
「ゆき せんせいは にく しか たべないよ」と女の子が咄嗟に言うと赤鬼は ずっこけていました(笑)
うさぎ組ではお部屋の先生が節分についてお話しをしていました
「節分は季節が冬から春に変わりますよとお知らせをする日になります」
「皆さんのおじいちゃんおばあちゃんのその上のおじいちゃんおばあちゃんの また また その上のおじいちゃんおばあちゃんの
…」
と先生が必死になって話しをすると、みんなの顔は?という顔をしていましたので「ず〜っと昔の人は…」と言葉を言い直してから、次の話しに進みました
(笑
)
「昔の人は 季節が変わる日に 悪い事が起きるかもしれないと考えられ、春がくる前に悪い事が起こりませんようにと お願いをしながら
豆まきをする事がありました」と話しをすると「やってみた〜い」「はやく まめまきを やろう」「わるいことが おきませんようにと おねがいをしながら」等の声が沢山
聞こえてきました
今日の体験はちょっと怖い想いをした子がいるかもしれませんが、昔から受け継がれている古き良き日本の文化について学ぶ1日になりましたね